お金がない理由

私のお金がない理由は、給料が安いからです。こんなに一生懸命働いているのに、手取り15万円なんて安すぎます。家賃5万円と光熱費1万円、携帯代1万円支払ったら残りが8万円しかありません。8万円あれば、独り身なら余裕じゃないかと思うのですが、毎月お金が足りなくなります。 無駄遣いをしているわけではないのに、どうしてお金がなくなるのか、一か月の出費がいくらなのか計算してみると、ほとんどが食費で消えていました

私の仕事は、道路工事の請負の下っ端です。椅子に座って電話を取るような仕事は向いていないので、体を使って稼ぐ仕事につきました。仕事で汗を流した後の一杯はどうしてもやめられません。うまいビールが楽しみで働いているといってもいいくらいです。仕事終わりに一杯飲み屋へ立ち寄ると、ビールジョッキ一杯だけで我慢しても、つまみを頼むと1000円はかかります。これだけじゃ腹の足しになりませんから、もう一軒はしごしてラーメンを食べることもあります。コンビニで弁当や家のみの酎ハイとつまみを買って帰ることもあります。夕飯に1500円はかかりますが、昼も弁当にカップラーメンとペットボトルと缶コーヒーと煙草を買うと1000円ではたりません。一日に使う金額は食費と煙草代だけで2500円も使っています。一か月に25日働いているので、食費だけで6万2500円は使っているのです。休日の楽しみといえばスロットですが、スロットを打っていると、また煙草を吸いたくなります。まったく何をするのにもお金はかかるのですよね。

体を使って働いたお金の約半分を食費に使っているのは、さすがに使い過ぎだと思いました。昼食抜きで働いてみましたが腹が空きすぎて、ドカ食いしてしまうので、食費は減りませんでした。それでコンビニ弁当をやめて、おにぎりにしてみたり、飲み屋へ行く回数を減らして、ビールを買って家飲みにしています。でもそれでもお金は足りないんですよね。休日に家でゴロゴロしているのは時間のむだですから。

給料だけでは生活ができないので、給料の前借りをしました。給料を前借りすると、翌月の給料が少なくなるので、月の中ごろになると、お金が底をつきます。今月だけはどうしようもないので、借金して埋めることにしました。来月から飲みに行く回数を減らして給料だけで生活できるようにしようと思います。